bluelake725のブログ

最近、朗読に関心を持ちました。そしたら改めて、日本語を勉強する必要があると感じて
いるところです。(えびなコトバの会)

【10】大岡信展

きょうもまた、朝「エイっ」と、世田谷文学館に出かけた。
成城学園前駅西口から、成2、⑤バス停から9:52発千歳烏山駅北口行に乗る。
このバスを逃すと後、何時間もこの路線のバスはない、という面白い路線。
これに乗れなければ、隣の駅・千歳船橋へ行って、京王バスに乗る。こちらはたくさん来る。
でも9:52、いつもこれに乗る。時間もこちらが10分ぐらい多くかかる。
道中がいい、樹木の多い住宅街を走る。なのに神社が見えたり、祖師谷公園の緑が目に優しい。どこかのゴルフ場の入り口の木がきれいに紅葉していた。
 帰りも、まったくあてにしていなかったこの路線バスに乗れた。ただわたしの前に待っていた高齢の女性の人生論付きだったけど。
 大岡信展は、静かだった。独り占め。
詩はみんな、敬遠するのだろう。久しぶりのお天気で、気分良かった。
三島の大岡信コトバ館へ行ったとき感じがよかったことと、詩の読みに関心があったので出かけた。
歯が立たなかった。
(写真を入れるの、うまくいかなかった。)

【9】文は、”乾燥ワカメ”だ

 10月28日のtwitterで、「文法なくして、表現よみなし」とつぶやいて見せた。別に、夏の勉強会では「語り口なくして、表現よみなし」という標語も使った。
 今回は、「文は、”乾燥ワカメ”だ」でいく。
 作品を読むとき、それぞれの文章の雰囲気を出してとか、前後関係の内容をつかんでとかは言うらしい。でも文を、イントネーションも含めて、内容をつかむのは文法によるのだ。
 文の主語・述語、文の中の語の呼応関係・係り受けに注意を向ける。とき・ところ、形容詞と体言のつながり、副詞と用言のつながり、助動詞の中の様態・情動を表現するもの、副助詞などおもだったものの助けを借りるだけでも文の理解がかわり、よみがかわる。そうすれば、同じ文を初めてみたときとは、明らかに自分のその文に対する理解と感情は変わってくる。
 タダの分が、急に膨らんで、最初の文よりずっと大きくなっているのに気がつく。
そのととき、私は、”乾燥ワカメだ”と叫んでしまった。
じつは、これには種本がある。
 渡辺知明・著『朗読の教科書』(パンローリング社)
 渡辺知明・著『文章添削の教科書」(芸術新聞社)


ついでに宣伝、
 11月 えびなコトバの会
 11月19日(木) 13:45~16:00 海老名市文化会館 講師:渡辺知明氏です。
               ただいま会員募集中(当方、初心者ばかり)なり。
               お出かけください。見学・勿論無料です。



【8】リュウの散歩

雨が止んでいたので、いつものように朝の散歩にリュウと出かけた。
近くの五社神社の参道から本殿まで、落ち葉が、びっしりへばりついている。
もうほとんど明るさを失った葉っぱだ。汚れているという感じはなく、なにか模様のような感じがした。まだ銀杏のの葉はあまり落ちていない。これからさらに色づいて、黄金色のじゅうたんがつくられる。もう少し時間が必要だ。はらはら落ちる銀杏の葉の中に、佇むのもいいものだ。そんな時が、すぐ来る。
 最近、参道を竹ぼうきを持って掃いている女の人を見かける。けさは、リュウが散歩の途中で引き返すというもので、神社の前を2度通った。帰りに「いつもありがとうございます」と言ったら、手を休めて「いいえ」と言いながら、言葉を続けた。
 「神主さんの奥さんと間違えられるんです。勤めているころは血圧が高くて、200を超えることがありました。いま仕事を辞めて、自分にできることはないかと思っていたとき、ここのお掃除を思いついたのです」と言っていた。バス停や駅の掃除も考えたけど、こちらの方にお願いして、やらせてもらっています、と言う。以前は、葉の落ちることも知らず、気がついたら季節が変わっていた。今は葉の一枚一枚の色に、季節が感じられ、葉っぱとあいさつしながら過ごしています、と目がやさしかった。
 リュウは、家に帰ると庭に入り、突っ走る。それを2度3度と繰り返すと、今度は、ボールをくわえてわたしのところに来る。投げてやると走って取りに行く。またくわえてくるので、「やる?」と、私が手に持っているボールを突き出すと、ぱっと歯をあてる。「やる」という意思表示だ。また投げる。取ってくる。そのうち「やる?」と聞いても知らん顔をするようになる。もうお終いという返事だ。水を飲む。あちこちかぎまわって、それも終わり、ボ~っとしているから、「おいで!」というと、跳んでくる。私の前でちょこんと座る。リュウの部屋に行く時間だ。朝の散歩ははこうして終わる。神社を掃く人にであって、話しを聞いて、いい朝であった。きょうもリュウは元気。元気が一番。リュウは、10歳、体重8キロの柴犬だ。