bluelake725のブログ

最近、朗読に関心を持ちました。そしたら改めて、日本語を勉強する必要があると感じて
いるところです。(えびなコトバの会)

【22】湯桶読みと重箱読み

1.漢字の読み方
子どもの頃、「それじゃ重箱読みになっちゃうよ」などと、読み方が変だと指摘されたことがあった。
重箱読みは、2字続いた漢字の読み方で、変則的な読み方の一つだ。変則的だからいつも適用されるわけではない。
 ところが湯桶読みというのがあるのを知った。誰もがその読み方で、読んでいるのだけれど、そんな名称があるのを初めて知った。


 重箱読みは(カナが音読み、ひらがなが訓読み)違う読み方を二つ重ねるので、重箱か。
 最初を音読み次の漢字を訓読みで読む。重箱(ジュウばこ) 音読み(オンよみ) 客間(キャクま)
 工場(コウば) 台所(ダイどころ) 残高(ザンだか) 金星(キンぼし) 新顔(シンがお)


 湯桶読みは(重箱読みの逆になる。訓読みが初めに来る)
 朝晩(あさバン) 雨具(あまグ) 遅番(おそバン) 手帳(てチョウ) 親機(おやキ)
 薄化粧(うすゲショウ) 大騒動(おおソウドウ) 豚肉(ぶたニク)


2.【百人一首コーナー】
 ①秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ    天智天皇
  (あきのたの かりほのいおの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ)
   季節は、今頃より少し前かもしれません。
   百人一首100首のうち、最初の2首と最後の2首が天皇の歌です。
   最初がこれ、天智天皇の歌です。つぎが持統天皇です。
   最後の2首は、99.後鳥羽院と順徳院です。こちらは法皇になっています。
   このお二人は、悲劇の帝王と言われています。
   そのお二人で、百人一首の最後にするとは、意味ありげだと思いませんか。


大山に行ってきました。

花が少しくたびれていました。


まあ、よか。

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