bluelake725のブログ

最近、朗読に関心を持ちました。そしたら改めて、日本語を勉強する必要があると感じて
いるところです。(えびなコトバの会)

【28】最近辞書で調べた言葉③

①雲水(うんすい)=(行雲流水のようにゆくえの定まらないことから)
          ところ定めず遍歴修行する禅僧。行脚僧(あんぎゃそう)。
          転じて、自由気ままな旅。
          東海道中膝栗毛「雲水のたのしみえもいはれず」
②殷賑(いんしん)=盛んでにぎやかなこと。「殷賑を極める」
③落魄(らくはく)=おちぶれること。零落。「落魄の身」
④朴直(ぼくちょく)=質朴で正直なこと。飾り気がなくて素直なこと。
          「朴直な人」
          ※質朴(しつぼく)=自然のままで、人為の加わらないこと。
           飾り気がなく律儀 なこと。「質朴な村人」
⑤霏霏(ひひ)=雪・雨などがしきりに降るさま。「霏霏として降る雪」
        物事が続いて絶えないこと。
⑥紗幕(しゃまく)=演劇の舞台などで用いる、薄い生地の幕。寒冷紗などを用いる。
          照明により、 幕の内側の人物などが見えたり消えたりする。
⑦擱筆(かくひつ)=筆をおくこと。文章を書き終えること。「以上をもって擱筆する」
⑧稀世(きせい)=世間にめずらしいこと。世に稀なこと。「稀世の英雄」 
⑨柔媚(じゅうび)=なまめかしいこと。こびへつらうこと。
          「柔媚に近い懶(ものう)差を表している」
           ※物憂い・懶=何となく心が晴れ晴れしない。だるくて、億劫である。
⑩炯眼(けいがん)=鋭く光る目。「炯眼人を射る」
⑪彫琢(ちょうたく)=宝石などを、加工研磨すること。詩文などを練りあげること。
           「字句を修飾したり、彫琢したりした痕跡は」<漱石・趣味の遺伝>
⑫塵芥(ちりあくた)=ちりとあくた。値打ちのないもの、つまらないもののたとえ。
⑬含羞(がんしゅう)=恥ずかしいと思う気持ち。「頬に含羞の色を浮かべる」
⑭鬱屈(うっくつ)=気分が晴れ晴れしないこと。心が塞ぐこと。「鬱屈した心情」
⑮駄目の皮(だめのかわ)=無益であるということをあざけって言う語。


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