bluelake725のブログ

最近、朗読に関心を持ちました。そしたら改めて、日本語を勉強する必要があると感じて
いるところです。(えびなコトバの会)

【32】最近辞書で調べた言葉④

①僻論(へきろん)スジの通らない議論

②偏頗(へんぱ)かたよっていて不公平なこと

③1分(いちぶん)一人前の人間としての名誉。体面。

         「1文がすたる」

④光耀(こうよう)光り輝くこと。

      「火が燃えしきるときにぱっと立つところの

      光耀に似たようなものが」<阿部知二・冬の宿>

⑤たのうだひと(頼うだ人)自分の頼みとする人。主人。

      「こちのたのうだひとのように、ものを急に仰せ

      つけらるるお方はござらぬ<虎寛狂・末広がり>

⑥あえか(あえか)か弱く、頼りないさま。        

         「あえかに咲く花」

⑦うえつかた(上つ方)身分や官位の高い人。貴人。

           「うえつかたの前へ出るのに、白粉  (おしろい)を傅(つ)

            けないのは、此上もない失礼だよ」<紅葉・二人女房>

⑧恭謙(きょうけん)慎み深く、へりくだること。

          「恭謙な態度で、人に接する」

⑨精緻(せいち)極めて詳しく、細かいこと。たいへん綿密なこと。

          「精緻を極めた細工」「精緻な観察」

⑩嶮岨(けんそ)地勢のけわしいさま。嶮峻(けんしゅん)。

         「険阻な山地」


田辺聖子の『猫なで日記ー私の創作ノート」(集英社)を読んでいたら

出くわした言葉です。読めても自分でものを書いている時に使えない言葉が多い。

ひとが調べたものを、こんなところに出しても、読まされる方は、なんの興味もわかないかもしれない。

 わたしの個人的なメモだ。

 でも、考えてみると、私もひとがどんな言葉に関心がるのか、どんな言葉を調べているのか、どんな言葉を使おうとしていつのかに関心はある。 

         

【31】えびなコトバの会発表会

えびなコトバの会は、発足1周年を迎えました。

日本コトバの会事務局長の渡辺知明先生のご指導を受け、

文学作品をどう表現するか、考えながらやってきました。

参考書は『朗読の教科書』を使っています。

拙い実践ですが、やっとここまでの様子をご披露したいと思います。

ご助言ください。

平成28年3月17日(木)海老名市文化会館 2時より4時30分まで

【30】えびなコトバの会

久しぶりの投稿です。えびなコトバの会では下記のように発表会を行うことになりました。ぜひお出かけください。



 声で表現する文学の世界~


日時 2016年3月17日(木)午後2時~4時半
会場 海老名市文化会館 301練習室
   (小田急線・相鉄線海老名駅西口 相模線海老名駅東口 徒歩5分)


***プログラム***
①発声指導/詩をよむ 講師 日本コトバの会事務局長 渡辺知明
         (著書「朗読の教科書」「文章添削の教科書」他)


②個人よみ
「トロッコ」 /芥川龍之介・作 大和田恵美子
「蜘蛛の糸」 /芥川龍之介・作 池田 洋一
「高瀬舟」 /森鷗外・作    本間 利夫
「悟浄歎異」 /中島敦・作   青島 

「人間失格」 /太宰治・作   森本 隆泰

「待つ」 /太宰治・作   小梶 満子


③ドラマリーディング 
「カイロ団長」/宮沢賢治・作 渡辺知明・台本


④表現よみ講座    講師 渡辺知明



《えびなコトバの会》
あなたも声を出してコトバを楽しんでみませんか。
いつも黙読で読んでいる小説や詩、短歌・俳句、ちょっとした一文でさえ、声に出して読んでみるとコトバの本当の味が出てきます。コトバにぬくもりとリアリティがよみがえり、それは生きたコトバになります。黙読の時と違う感じがするから不思議です。ご一緒にそんな不思議を味わってみませんか。
えびなコトバの会は毎月第1・第3木曜の2回集まって朗読を楽しんでいます。
月の1回は渡辺知明講師を招いて表現読みの指導を受け、次の回はそのおさらいも兼ねて代表を中心に学習会をしています。
(代表 青島宏/電話046・232・1525)