bluelake725のブログ

最近、朗読に関心を持ちました。そしたら改めて、日本語を勉強する必要があると感じて
いるところです。(えびなコトバの会)

【32】最近辞書で調べた言葉④

①僻論(へきろん)スジの通らない議論

②偏頗(へんぱ)かたよっていて不公平なこと

③1分(いちぶん)一人前の人間としての名誉。体面。

         「1文がすたる」

④光耀(こうよう)光り輝くこと。

      「火が燃えしきるときにぱっと立つところの

      光耀に似たようなものが」<阿部知二・冬の宿>

⑤たのうだひと(頼うだ人)自分の頼みとする人。主人。

      「こちのたのうだひとのように、ものを急に仰せ

      つけらるるお方はござらぬ<虎寛狂・末広がり>

⑥あえか(あえか)か弱く、頼りないさま。        

         「あえかに咲く花」

⑦うえつかた(上つ方)身分や官位の高い人。貴人。

           「うえつかたの前へ出るのに、白粉  (おしろい)を傅(つ)

            けないのは、此上もない失礼だよ」<紅葉・二人女房>

⑧恭謙(きょうけん)慎み深く、へりくだること。

          「恭謙な態度で、人に接する」

⑨精緻(せいち)極めて詳しく、細かいこと。たいへん綿密なこと。

          「精緻を極めた細工」「精緻な観察」

⑩嶮岨(けんそ)地勢のけわしいさま。嶮峻(けんしゅん)。

         「険阻な山地」


田辺聖子の『猫なで日記ー私の創作ノート」(集英社)を読んでいたら

出くわした言葉です。読めても自分でものを書いている時に使えない言葉が多い。

ひとが調べたものを、こんなところに出しても、読まされる方は、なんの興味もわかないかもしれない。

 わたしの個人的なメモだ。

 でも、考えてみると、私もひとがどんな言葉に関心がるのか、どんな言葉を調べているのか、どんな言葉を使おうとしていつのかに関心はある。 

         

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